内装リフォーム

内装リフォームにおける壁紙の選び方と注意点を詳しく解説!

内装リフォームには浴室やトイレ、キッチンなどの設備だけでなく壁紙の張替えも含まれます。壁紙は室内の雰囲気に大きく影響しますので、デザインによってイメージが大きく変わります。そのためしっかりと考えなければ後悔につながることも。今回は、内装リフォームにおける壁紙の選び方と注意点についてご紹介します。

1. 汚れに強い壁紙にする

壁紙は張りたての状態はとても綺麗ですが、次第に汚れなどが付着してしまうことで劣化します。とくにキッチンの壁紙に関しては、食事や料理をする場所でもあるので、調味料や油などが跳ねてしまいやすく、汚れてしまう可能性がとても高い箇所となります。

リビングも同様に人の出入りが多い場所ですので、汚れてしまいやすい箇所です。汚れに強い特徴のある壁紙にすることによって劣化を抑えることが可能でしょう。

壁紙にはさまざまな機能を持っているものが存在しています。汚れ防止の他にも防水や防臭など、貼る場所に応じて使い分けができるようになっているのです。その他にも、湿度の調節機能があるものや、抗菌のものなどもあります。

壁紙はどの部屋にも必要となりますが、ついつい色やデザインだけで決めてしまいがちです。しかし浴室やキッチン、リビング、寝室など部屋によって使い方や状況が異なりますので、壁紙に関しても多くの種類の中から適したものを選択するべきです。

とくに小さいお子さんがいるご家庭の場合には、壁紙に汚れや傷がつきやすい環境となりますので、それを想定した壁紙にしてしまうことでのびのびとした生活になるでしょう。そう頻繁には張り替えることはない部分となりますので、内装リフォームのタイミングでしっかりと考えて決めるようにしましょう。

2. カラーはシンプル&居心地の良さで選ぶ

壁紙において最も悩ましいのはデザインとカラーではないでしょうか。室内にはさまざまな家具を置きますので、家具とのカラーバランスというのもとても重要となります。統一感を出したいのか、存在感を出したいのか、はたまた落ち着きのある雰囲気を重視するのかなどまずは明確な目的を決めるべきでしょう。

とくにこだわりがないという方であれば、シンプルな色を選択するようにしましょう。たとえばホワイト系にした場合、清潔感を得られますし空間を広く感じさせるという効果にも期待ができます。もちろん家具がどのような色であってもマッチするという相性の良さもありますのでおすすめです。

またホワイト系にしたうえで、一部のみアクセントカラーを加えるとメリハリのあるモダンな雰囲気を醸し出すことが可能です。ただシンプルというわけでは物足りないという場合にピッタリではないでしょうか。

ビビッドなカラーですと個性的でインパクトがとてもあるので、リフォームを機に雰囲気を大きく変えたいという思いから選びがちですが、リビングなどにおいてはあまりおすすめしません。家族が満場一致で決めたことであれば問題はありませんが、そうでない場合には避けたほうがいいでしょう。書斎や寝室など一部の部屋だけということであればいいかもしれません。

3. 床や天井とのバランスも重要

壁紙を決める際、家具とのバランスは考えますが、実は天井や床とのバランスも重要です。とくにリビングのように、面積の広い部屋の場合には床や天井とのバランスが大きく影響します。

たとえばフローリングの色が濃いブラウンだった場合、壁紙をダークカラーにしてしまうと非常に重い雰囲気の部屋になってしまいます。統一感を出すために天井や床の色と壁紙の色を合わせるというのもありですが、色次第で雰囲気が大きく変わるのです。

まずはどういった雰囲気の部屋にしたいのかということをしっかりとイメージしたうえで、暗めの色を選択する場合には床と壁紙と天井のどの箇所でその色を採用するのかなどバランスを考えましょう。

その他にも、色の組み合わせによっては空間の広さが変わります。壁紙と天井の色を統一することによって、見た目の印象として壁と天井がシームレスでつながっているように感じるため、実際の面積よりも広く感じるようになるというわけです。玄関や廊下のように広さを演出したい場所においてこのテクニックを使うといいでしょう。

4. 壁紙張り替えの注意点

内装リフォームで壁紙を張り替える際の注意点ですが、サンプルはできるだけ大きなものを用意してもらうということが挙げられます。小さなサンプルで決めてしまうと、実際に壁に貼られた状態を見た際に想像と違ったという失敗をしてしまいかねません。

また一部だけの張替えはできるだけ避けるようにしましょう。予算などの関係から全体的な壁紙の張替えができないこともありますが、既存の壁紙と張り替えた壁紙とで劣化具合の差が目立ってしまい、最終的に全体的に張替えを余儀なくされることもあるのです。そのため内装リフォームで壁紙を張り替える場合には一部ではなく、全体的な張替えを前提に想定しておくようにしましょう。

5. まとめ

壁紙は非常に多くの種類がありますので、今回ご紹介したポイントを押さえることで後悔しない壁紙選びができるでしょう。居心地の良さなども壁紙によって決まる部分もありますので、しっかりと考えて決めることが大切です。「株式会社オールクリエイト」では、打ち合わせから施工まで専属の担当が対応しますのでご安心いただけます。内装リフォームの際にはぜひご相談ください。